明日 Goocle の PCAの資格試験 があるのだが、新型コロナウイルスのワクチンの副反応で絶賛体調が悪いので、息抜きにブログを書いてみる。少し読む人を選ぶはなし
TECH GIAN が休刊した話 #
大手美少女ゲーム雑誌のひとつ、 TG が休刊になった
初めて買った美少女ゲーム雑誌は TG だった。TG を選んだ理由は、表紙が大人しい傾向にあり買いやすかったから。競合の PUSH!! や bugbug、メガストア等々の表紙はストレートにえぐかったのだ
ひたすら遊んだ体験版 #
雑誌はとにかく新作ゲームをズラズラを情報を接種できたのが楽しかった。当時はこれといったインターネットメディアもなく、部屋の回線も細かったので、体験版が DVD で大量に入っているのも嬉しかった。というと死ぬほど昔に聞こえるが、2007年くらいの話なので、単純に家がど田舎だったからという説もある
毎月雑誌を買い、とりあえず全ての体験版を遊ぶ…というのは今では考えられない。時間が余っていたと言うよりは、単純に体力があったという表現が正しいきがする。お金があった訳ではないが、体験版を遊びその月買うゲームを入念に選び購入、そしてブログ仲間と今月の買い物を晒しながら、レビューを見せ合う…みたいな仕草は懐かしい
(その内に僕は本屋ではなく Amazon で雑誌を買うようになり、表紙への憂いもなくなったので、PUSH!! を購読するようになった。魔乳秘剣帖にも興味なかったからね)
東日本大震災前後で感じた空気感 #
TG で記憶に残っている事と言えば、一番は東日本大震災だ。TG の良さはやはり分厚さ、その圧巻の存在感だったのだが、震災直後に突然薄くなってしまった。時勢を考えれば仕方ないのだが、その後本屋で見かけてもその厚さが戻ることはなく、寂しい気持ちにはなっていた
他思い出した事色々
- 月姫リメイク が TG で発表されたときも感動した。ピンナップイラストは正直「うーん、大して変わらんな」と思ったが、結局発売が伸びに伸びて2021年に発売となるのは感慨深い
- 装甲悪鬼村正 の体験版が収録された時は衝撃を受けた。特集記事は見事に全部ウソ、主人公として出てる奴が付録の体験版の最後に死んだし。結局これがニトロで買った最後のゲームになった。うそ、鬼哭街のリメイクも買ったか
- 結局 ドグラQ も 影と陰 も発売しなかったやんけ。俺これも記事読んだ記憶あるぞ
僕が美少女ゲーマーを名乗れたのはおそらく2013年頃までで、確か虚ノ少女や WHITE ALBUM2 辺りが連続して買っていた最後だと思う。その後は好きなメーカーのゲームを稀に買うくらいで、イノグレやアリスソフトなど。エルフは死んじゃった
当時は minori. や型月が全年齢ゲームに進出したりニトロプラスがアニメプロデュース会社になったり、全体的に業界が閉じていく空気を感じた。コンテンツの最前線も、なんとなくライトノベルに移っていく勢いも感じた。(結局縮小はしているが終わってはいない、なのであくまで、当時そんな空気を感じた、という話)
雑誌を買っていたらからゲームを買っていたのかもしれない #
そんな中でWA2を遊び、僕はノベルゲームに満足してしまったのだ…なんて事を今日まで引退の理由として考えていた。だが、今改めて考えてみると、雑誌を買わなくなったからという説を思いついた
興味あるゲームもないゲームも網羅的に見れる雑誌で、いくつ知らないメーカーのゲームを買い、そして好きなメーカーが増えたか。雑誌を買わなくなった僕はその後、好きなメーカーのゲームしか買っていない事に気づく。好きなシリーズの新作だから情報を追う、好きなシリーズだから買う
新しいメーカーは星の数ほど増えたのに、知っているのはごくわずか。美少女ゲーム語りができるのも、始まりはPC98辺りから語れるが、終わりは2012年あたり。よし、じゃあまたゲームを1本1万円で買い始めようか
…うーん、その遊ぶ体力はもう無いのだ